1.水田に使用する場合、使用量の目安はどのくらいですか? |
1反以下の水田には350gの「アクアリフト500PN-S」を1袋、5反までの水田には1sの「アクアリフト500PN」を1袋設置してください。
水田がつながっている場合は、上流の水田の水口に1袋設置しておくとアクアリフトのバクテリアが次の水田にも広がっていきますので、 それぞれに設置する必要はありません。つながっていない場合は、各水田の水口に設置してください。
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2.水田での使用方法を教えてください。 |
水田に水をはる時に、付属のアミ袋に入れて水口に設置してください。
その際、直接水流があたらないところに置いてください。不織布パックの中の茶色い粉(モンモリロナイトの粉)が出てきやすくなります。
水をはっている間はアクアリフトも入れたままにしておきます。
落水時にはアクアリフトを引き上げて、陰干ししてビニール袋などに入れ(少し空気穴を作っておく)、湿気が少なく風通しの良い冷暗所で常温保管しておくと、また来年も使用できます。
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3.田植えをしたのですが、その後の生育途中の稲でも効果がありますか? |
効果はあります。
約2〜3週間で土が柔らかくなり、どぶ臭などが改善され、その後 稲の勢い・力強さ・色・倒伏などが改善されていくのが確認いただけます。
できるだけ早く設置される事をおすすめします。水口に付属のアミ袋に入れて設置してください。
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4.水田ではどのような効果がありますか? |
稲の大敵である硫化物、硫化水素を分解し、土壌を改善します。
アクアリフトのバクテリアが土壌中の有機物を分解し団粒状の柔らかい土に改善しますので、根の張りが良くなり、茎も太くしっかりとして倒伏しにくくなります。
結果的にはクズ米も少なくなり、収量および食味値向上といった効果を実感いただけます。
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5.水田の枚数が多いので、1つ購入してそれを使い回ししても効果がありますか? |
効果はあります。
ただし、アクアリフトを水をはる時と同時に設置して落水時まで入れたままの状態にしておくと、
パックから安定的に原菌が少しずつ出て水田で増殖しますので、できれば入れたままにしてください。
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6.中干しの時は、アクアリフトを引き上げた方がいいのですか? |
どちらでも結構です。
アクアリフトは乾燥すると、死滅するのではなく休眠状態になります。つきましては、中干しの時もそのままにしていただいてもよろしいですが、一旦引き上げて、また水をはる時に戻していただいても結構です。
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7.除草剤を使用しても影響ありませんか? |
除草剤はアクアリフトのバクテリアに影響ありませんので従来通りに使用されて結構です。 水口から不織布パックを引き上げられなくても大丈夫です。
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8.水稲の育苗箱に殺虫殺菌剤を散布して田植えをしますが、「 アクアリフト500PN」の使用時期はいつにすればいいですか? また、病害虫防除で粒剤を散布する場合、水田に設置したままでいいでしょうか? |
育苗箱で使用した殺菌剤ですので、おそらく 水田に入れた時にはかなりの希釈濃度になり、薄れていると考えられます。
まず、水田の水口にアクアリフトを付属のアミ袋に入れて設置してください。1週間程経つと水田の水および土壌深くにアクアリフトのバクテリアが増殖していますので、問題ありません。
それ以降は水田自体で殺虫剤、殺菌剤を使用しても、それに直接触れたバクテリアだけは死滅しますが、その効果が薄れる頃、土壌から出て増殖しますし、水口に設置しているアクアリフトのパックからも次々に新しい原菌が出てきて増殖しますので安心です。
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9.水耕栽培での使用方法を教えてください。 |
ハウスの水耕栽培には、循環水(保有水)50m3につき「アクアリフト500PN」を1袋を使用して下さい。
また、液肥にも混ぜて使用すると、アクアリフトのバクテリアが増殖して良い液肥が出来上がります。
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10.水耕栽培でも効果はあるのですか? |
効果があります。
循環水の中にアクアリフトのバクテリアが増殖して、病原菌の増殖を防ぎます。
また、水中の有機物を分解する時に分泌するアミノ酸やカロチンを作物が吸収することによって色艶の良い丈夫な作物が育ちます。
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